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ピルにも世代がある?プロゲステロン量とピルの世代の関係とは

2020年08月04日

ピルには高用量や中用量、低用量や超低用量といった4つの種類があります。これは1錠に含まれている卵胞ホルモンであるエストロゲンの量によって分類されていて、エストロゲンの量が50マイクログラムよりも多いか少ないかによってわけられています。ピルはエストロゲンだけではなくプロゲステロンも含まれており、このプロゲステロンの働きによって妊娠しているのと同じ状態になり、排卵が起こりません。2つのホルモン剤が含まれているので、混合ホルモン剤とも言われることがあります。

さらに低用量ピルは、4世代にわかれます。共通しているエストロゲンはエチニルエストラジオールでありますが、黄体ホルモンであるプロゲステロン量と種類が異なり、プロゲステロン量と開発順によって分かれており、第1から第4までのものがあります。第1世代はノルエチステロンが含まれており、シンフェーズやルナベル、フリウェルなどがあります。黄体ホルモンにノルエチステロンを使用したものは、一番最初に製造され承認された低用量ピルであり、生理痛の緩和に特に優れた効果があるのが特徴です。ノルエチステロン自体は1960年に開発されており、大変歴史のある黄体ホルモンですが、含まれている量は若干多いです。

第2世代ピルはレボノルゲストレルが含まれており、有名なものにトリキュラーやジェミーナがあります。トリキュラーはプロゲステロン量が3段階に代わる三相性を取り入れており、女性の体の仕組みに対応している錠剤ですが、レボノルゲストレルは男性化症状とも言うアンドロゲン作用が起こることが分かっており、体毛が濃くなったりニキビができたりすることがあります。このような副作用を抑えるために、トリキュラーのような三相性が現れ、ホルモンの量を段階的に変化させています。黄体ホルモンの効き目が強いので、量が低く抑えられています。

第3世代はデソゲストレルであり、第2世代にあったアンドロゲン作用が起こるのを防ぐことができる黄体ホルモンです。第1~第2世代の弱点を解決した薬であり、副作用が少ないのが特徴です。薬剤にはマーベロンやファボアールがあります。

第4世代はドロスピレノンが含まれていてヤーズやヤーズフレックスがあり、最新のピルになります。ヤーズに関しては日本において2010年に月経困難症の保険適用薬として発売されており、国内初の超低用量ピルになります。エストロゲンの量が最も少ないため副作用が少なく、ドロスピレノンもアンドロゲン作用が起こらない仕組みであるのでニキビができることはありません。

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